ファイナンシャルプランナー(FP技能士)試験の概要
ファイナンシャルプランナー(FP技能士)は、職業能力開発促進法に基づき2002年から国家資格として認定され、資格試験が実施されてきました。1級から3級まで3つの級があり、それぞれの級で学科試験と実技試験があります。2級と3級は同じ日に学科と実技が行われます。受験資格は、3級はFP業務に従事している者または従事しようとしている者であり、2級は3級合格者で2年以上の実務経験があることなど、1級は学科が2級合格者で1年以上の実務経験があるか、5年以上の実務経験あるなどで、実技はFP養成コース修了者で1年以上の実務経験を有する者など受験資格が厳格に決まっています。
更に2級と3級は試験が年3回、1月、5月、9月に、1級は年に2回で1月と9月に実施されます。3級の学科試験は○×式と三答択一式で全60問、試験範囲はファイナンシャル・プランニングと倫理や関連法規、社会保険や公的年金といったライフプランニングと資金計画や、リスクマネジメントや保険制度全般などのリスク管理、マーケット環境の理解や預貯金・金融類似商品等、投資信託や債券投資、株式投資などの金融資産運用、わが国の税制や所得税の仕組み、各種所得の内容といったタックスプランニング、不動産の見方や不動産の取引、不動産に関する法令上の規制などの不動産、贈与と法律や贈与と税金といった相続・事業承継となっています。
実技試験は筆記で、事例形式全5問であり、個人資産相談業務保険や顧客資産相談業務が試験範囲で、関連する法規や倫理観を理解して相談に対する回答をし、更に問題を提起して解決策を検討分析できるかを問われます。筆記は60点中36点以上が、実技は50点中30点以上が合格のボーダーラインとなっています。や2級は、ほぼ3級と同じような内容で筆記は四答択一式になり、実技試験の試験範囲が少し広くなって個人資産相談業務中小事業主資産相談業務、生保顧や客資産相談業務や損保顧客資産相談業務となります。
そして、1級の場合は学科試験終了後6ヶ月以内に実技試験が行われますが、学科試験に合格すれば、一部合格証書が授与されます。学科試験の出題は基礎編が四答択一式で50問、応用編が記述式による筆記試験で全5問で、試験範囲は2級3級と同じです。合格のボーダーは200点満点中120点以上となっています。そして実技試験は、口答試問式で試験範囲は資産相談業務全般で、面接を午前1回、午後1回行い各回100点満点で合計200点のうち、120点以上の得点が合格には必要となります。
そして気になるのが各試験の合格率ですが、3級は割と優しく合格の基準も低いので、合格率は5割から6割と比較的高く、取得しやすいと言えます更に、2級になると少し難易度がますので、合格率は3割程度に下がりますが、それでもしっかり勉強して対策をとれば合格も難しくないと言われています。更に、1級になると学科試験の合格率ががくっと落ちて、概ね2割から0.3割とかなり難関になります。その代わり実技試験の合格率は8割以上とかなり高いので、学科試験に合格すれば実技も通る可能性が高いと言えます。
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